6月 3

根津美術館

GWの東京滞在中、せっかく(というか珍しく)時間があるのでどこか美術館でも行くか〜
といつも居候をさせてくれる同級生のYちゃんと出かけたのが 南青山の根津美術館



 

昨年の秋にリニューアルオープンしたとあって

現代的でオシャレな造りです。
 
 

↑ この横を入っていくと、気持ちよいくらい真〜っ直ぐで涼しげなアプローチ→

現代日本を代表する建築家・隈研吾(くま けんご)さん設計の建物です。



 
 
 
 
←この外観はほんの一部。
 切妻造の大屋根が特徴的



 
 
 
地上2階・地下1階という造りで明るくて開放感溢れるエントランスホール



 
 
 
モダンなホールにかなり古い(3世紀〜12世紀?)仏教彫刻が
ずらーりとシュールに並んでいます。

こちらは、実業家・初代根津嘉一郎さんが集めた日本・東洋の古美術品などの
NEZUコレクションを保存・展示するためにつくられたそうですが
6,874件というコレクションの中には、国宝7件、重要文化財87件!!
(世の中にはすごい金持ちがおられるもんです^_^;)

 
さて、今回の目玉は、新創記念特別展(第5部)として一挙公開された
琳派コレクション。中でも・・・



 
尾形光琳筆 国宝「燕子花図屏風」(かきつばたず)

←リーフレットは六曲一双屏風の一部

(ごめんなさい。報告が遅すぎて既に展示は終わっています(T_T))

 
4月にご紹介した長谷川等伯より、少しだけ年代が新しいせいか(?)
金地も群青も鮮やかな色で残っていました☆

 
光琳といえば、京焼きの名手・弟の尾形乾山の陶器の絵付けも有名ですよね〜。兄弟で飛び抜けた才能があるなんて凄いです !  (◎o◎)

 
さらに根津美術館で楽しいのは、庭園の散策!

緑が生い茂る中、石畳の小径を上ったり下りたりしながら気ままにプラプラしていると、大都会にいることを忘れてしまいます ♪



 
 
 
 
 
根津氏の私邸跡という広大な日本庭園には、茶室や石造物がいくつも点在
草花の種類も多くて四季折々の風景が味わえるお庭。

↓この色合いが上手くフレームに納まって大満足!藤棚がきれいでした〜→



 
 
 
 
 



この時、驚いたことに!池にはカキツバタが!!




 国宝の燕子花図の後、本物のカキツバタが見られるなんて〜
 粋で洒落た趣向ですね☆

 多分こちらも、残念ながら終わっているかと思いますが・・・
 きっとお花の時期に合わせて国宝を展示されたんではないかと
 推察致します。

 ホンマに更新が遅くてすみません。。。


◆◆◆追伸◆◆◆

Yちゃん、いつも激務で忙しいのに快く居候させてくれてアリガトオっ!東京だけでなく、NYでもお世話になりました <m(__)m> ホンマに毎度実感します。持つべきものは、懐の深い女友達です :-D

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