Archive for the 'ボランティア' Category

6月 22

顔が見える支援

 

東北の被災地のために何か支援したいけど、被災地に親戚や知人がいるわけでもなく

何がベストか迷っている、、、という方には「顔が見える支援」がお勧めです。

遠く離れた場所からの支援として手っ取り早いのは、

取りあえず郵便局に行って赤十字に募金。ですが、

この義援金、一体いつ、どんな形でどこにに届くのかわからないし

つい足踏みしてまう・・・という方も多いのでは?

(岩手県のJR大船渡駅→)

私がこの「顔が見える支援」を知ったのは、

関西でトップクラスのナレーター畑中ふうさんのお声かけのお蔭です。

ふうさんは、去年のブログ(2010年10/7,10/12,11/21,11/28,12/12

を見ていただくとすぐにおわかりですが、パッと見、恐そうというか怪しいというか・・・

(あ、大先輩に対してスミマセン^_^;)キャラが濃いというか、そんな感じですが

実は、めちゃ人情深く、熱く、リーダシップがあるおもろい方です。

 

かなりお忙しいはずなのに、この大阪からの「顔の見える支援」のリーダー

として、積極的に活動されています。

ふうさんのブログの一つ「大阪SAMURAIナレーターズ」でも詳しく

語られています→ http://blog.livedoor.jp/haafuu/

で、ふうさんを中心とした大阪の仲間達が支援しているのが・・・

岩手県遠野市打越 岳(うちこし がく)さんという歯医者さん。

(写真:一番右の個性的な人がふうさん、その隣が打越さん。

打越さんより許可を頂き転載させていただいてます)

自宅避難者​や仮設住宅入居者への​公的支援が打ち切られ​、働き口もなく困っておられる個人の方がまだまだ山ほどおられる中、

大船渡市・陸前高田市​・釜石市・大槌町・山​田町・宮古市の自宅​避難者に必要な物資を運ぶなどの支援をされていま​す。

その物資は、日本全国から打越さんのところへ集められたものです。


(↑岩手県閉伊郡山田町織笠地区の孤立化した集落。打越さんと彼に賛同する多くのボランティアにより物資が運ばれています)

 

「必要な物を必要なタイミングで必要としている人に!」

これが、「顔が見える支援」の一番の利点ではないでしょうか。

季節の移り変わりが激しい日本、ついこの間まで寒かった東北も、今度は蒸し暑い夏に向けての対策が急務です。

現地で必要とされる物は、刻々と変わっていきます。

そのための画期的なシステムが「amazon」のWish List(欲しいものリスト)です。

http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/3O2CC648GGOLV

ここをチェックすれば、「本当に必要なものとその数」が一目瞭然!

送ったものが無駄になることはなく、確実に役立ててもらえるんです。

アメリカでは、結婚式や出産祝いの定番だったWish Listが、まさかこんな形で活躍するとは〜!(○_○)

しかも、商品によっては、まとめて発送されたり、出品者が運搬費を負担する場合もあり、かなり効率的で実用的。

 

さらに、打越さんは孤立した被災地を訪ねながら、

ニュースでは知らされないリアルな現状を発信し続けておられます。

ここに掲載させていただいた写真は全て

打越さんのFace Bookにアップされていたものを

ご許可いただき、転載させていただきました。

※今回は、私自信が現地取材したものではありません。

(岩手県上閉伊郡大槌町赤浜で ガレキ処理すらあまり進んでいない中、

←立ちつくす打越さん。心の叫びが聞こえてきそうな写真です)

 

打越さんは震災直後から個人で支援活動を行なわれてきましたが、この度、継続的な 三陸支援のために

任意団体「プロジェクトNext」を設立されまし た。(社団法人へ移行手続き中)

打越さんに共感される方は、是非、以下へアクセスしてみて下さい。

 

○プロジェクトNext(随時更新)

http://www.project-next.com

○Facebookアカウント(打越 岳)
http://www.facebook.com/profile.php?id=100000526840806

今回、転載させていただいた写真はごく一部ですが、打越さんのFBでは、他にも被災地の写真が沢山アップされています。

 

支援の形は様々ありますので、自分に一番合ったものを見つけると、無理なく継続的な支援ができると思います。

小さな支援も集まれば大きな支援になることを信じて。

 

3月 12

Girls from India インドの女の子

久しぶりに神戸へ行きました。(※)

やっぱ、神戸らしいショットと言えば、KOBE Port Tower(神戸ポートタワー)や〜

と思って、張り切ってハーバーランドまで行ったら・・・ img_0028

うそーっ!?ランドマークの赤いタワーが無い!!!

残念ながらポートタワーは工事中でした(T_T)

←シートに囲われてる2段の円柱がタワー

仕事の撮影でなくて良かった・・・
従来のポートタワーの姿はHPで確認して下さい↓

http://www.kobe-meriken.or.jp/

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関西在住○十年のアラフォーですから、今さら観光に神戸に来たのではなく、

今日は神戸駅近くの神戸クリスタルタワーに用事があったのです。

←名前の通りきれいなビルヂングや〜(※)


この日、神戸にインドから女の子が来日!

私が10年ほど前から参加している

Foster Plan(フォスター・プラン)という

国際NPOのイベントの一環で、

インドの現状をビデオで紹介&制作に関わった
女の子が来日する というもの。

仕事柄、ビデオの出来が気になって・・・

というより 参加費は無料だったので(^^ゞ、行ってみました。

←ビデオ作りに参加した女の子二人
(賢そう!)

と現地NPOのスタッフの女性が、インドの社会問題について 説明。

皆、当たり前のように英語ができます。

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ビデオの出来は、子どもたちが作ったとは思えないほどの完成度!!

構成・撮影・編集も良くできていて、とても見やすくまとまっていました。

上映は、三作品。

子どもたち自ら、取材対象者にインタビューをしたり、リポートしたり、

アニメーションでわかりやすく解説したものもありました。

(さすがIT先進国)

ビデオのテーマは、インドの子どもたち(特に女の子)が抱える問題。

インドでは、古い慣習により女の子が非常に差別されていて

先進国の男尊女卑とは比べものにならないくらい、シビアな問題なんです。

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まともな教育が受けられず、平均12〜15才で結婚を強いられ、

出産までするんだそうです。

子どもが子どもを産むなんて!!!

最近の報道などでは、インドの経済成長やインド式教育など

上層社会の話題が目につきますが、やはり貧困層は、昔と変わらず

さらに格差が大きくなり、より状況は悪化してるのかもしれません。。。

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Foster Plan(フォスター・プラン協会)について知りたい方は

文字をクリックしてHPにアクセスして下さい。

簡単に言うと、貧しい国の子どもとその子どもが所属する地域の開発を進めている国際機関です。

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まず、特定のチャイルドを決めてその子のペアレントとなり、

チャイルドと手紙や簡単なプレゼントのやりとりをしながら

自分の寄付金は、チャイルドが所属するコミュニティの改善に使われるという形なので、寄付したお金が実際にどう使われているのかわからない・・・

などの理由で寄付を躊躇してしまいがちな人には、良いかもしれません。

←チャルドからの手紙は、現地語から英語に訳され、
希望すれば日本語に訳してくれます


毎年、年次報告書などが届き、どんな風に役立ったかのリポートが確認できますし、

自分のチャイルドからも写真や御礼の手紙などが届きますので楽しいですよ〜 :-P
ちなみに私のフォスターチャイルドは一人目がエチオピア、今は西アフリカのギニアビサウという小さな国の女の子。

※神戸:大阪から神戸へは、電車で30分程度。京都へも1時間以内で行けるので、 異国情緒溢れる神戸や古都•京都への日帰り観光には事欠きません。 JR西日本のキャンペーンで「三都物語」なるものもありました。

※ビルヂング:港町神戸の海沿いは、「旧居留地」と呼ばれ、外国人が多くステイしていた場所。

古〜いビルの外観には「ビル」や「ビルディング」ではなく「○○ビルング」という看板が残っている建物もあって、ハイカラだった当時の面影が偲ばれます。

9月 10

Fire Fighter

 

2週間分の洗濯を終え(ためすぎ・・・;)ランドリーから帰る途中、交通事故を発見したことがあります。

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 事故車のボンネットを開けて中をのぞき込んでいるのは、

 警官ではなく fire fighter(消防士)さんたち。

 NYの消防士さんはアイリッシュ系の白人が多くて

 イケメン率も高いんですよ〜

 セクシーなオフィシャルカレンダーなんかも売ってたりして

 人気のほどが伺えます。

 

 しかし、火災も起きていない小さな事故なのに随分沢山の消防士が集まっていて

 地域密着な感じが「暴れん坊将軍」に出てくる「め組」()を連想させました。発想が、かなりおばちゃん。。。(^_^;)

 

New York City Fire Department または Fire Department of New York City(省略してFDNY)= ニューヨーク市消防局。

ニューヨーク市の5つの行政区()をカバーするこの消防署、世界最大規模の消防組織だそうで

上記のような小さな交通事故から超高層ビルの火災、様々な災害での救助活動など彼らの活動範囲はかなり広いようです。

 

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 街角の消防署の外に

 消防士さん達の写真が飾られている時があります ↓

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 何かに表彰された優秀な人達?と思ってLisaにきいてみると・・・

 実はこの消防士さん達、

 「9.11」同時多発テロで犠牲になった人たちなんだそうです。

 

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2001年9月11日

ニューヨーク周辺の小さな消防署から大勢の消防士さんが

World Trade Center(世界貿易センタービル)に駆けつけました。

 

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 月日が経つと辛い過去は記憶から薄れてしまうものですが、

 街角の消防署の前を通ってこの写真がふと目に入る度、

 ニューヨーカーは彼らの勇気を想い出すのでしょう。

 

 

 ◆◆◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆

 NYの社会問題に取り組むNPO、NY de Volunteer(NYdV)では

 毎年、マンハッタンのハドソン川沿いで

 『911犠牲者追悼式典「灯ろう流し」』を行っています。

 

 

 

※暴れん坊将軍の「め組」:松平健主演の時代劇シリーズ「暴れん坊将軍」で徳川吉宗が居候する江戸の町火消。頭は北島三郎。

5つの行政区:「five boroughs」

Manhattan(マンハッタン)、Brooklyn(ブルックリン)、Queens(クイーンズ)、Bronx(ブロンクス)、

 Staten Island(スタテンアイランド)の5つの行政区のこと。語学学校の授業でもNYCの時事が話題になるとよく耳にします。

8月 5

NY de Volunteer

 

随分と報告が遅れてしまいましたが・・・

 

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 NY市のAfter School Program(アフタースクールプログラム)として

 子どもたちに日本文化を紹介するボランティア活動

 NY de Volunteer EJC(Explore Japanese Culture)

 Washington Heights (ワシントンハイツ)での活動も

 最終回(一カ所でのこのプログラムは全部で8回) 

 

何度も通ったこのセンターともお別れかと思うと少し寂しくなってしまいます。 

 

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 子どもたちにこれまでの想い出を大きな模造紙に書いてもらうと・・・

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 印象深かったこととしてお寿司や茶道、和太鼓のことなどを絵に描いたり

 さらに自分たちの名前をカタカナで書けるのには驚きです!

 

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 将来は、日本食のシェフ、お相撲さん、忍者になりたい〜

 なんてかわいいことを書いてくれる男の子も!

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 ゲストスピーカーのMarcマーク)さんが日本で撮影したビデオを

 子どもたちに見せてくれました。

 マークさんは、JETプログラム

The Japan Exchange and Teaching Programme  )に参加し

 岐阜県の中学校で2年間、英語の講師をされていたんだそうです。

 

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翻訳会社にお勤めで日本語もバッチシ ♪ しかもイケメンっっ → → → →

 

子どもたちに靴を脱がせて、「どこの国で作られている?」と質問すると

みんな「stinky(臭い〜)」と大騒ぎしながら、

色々な国の名前をあげていきます。

身近な日常で外国に触れていることを実感してもらえるGood ideaですよね

 

それにしても、大人数の子どもたちが一斉に靴を脱ぐとほんまに臭いです。。。 

 

 

 

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様々な色の折り紙を折って自分の名前を書いたピースを

ボランティアスタッフがつなぎ合わせ、こんなぼんぼり飾りに↓

 

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 色の違いは人種の違いも表しています。

 短冊にはRespect differences! 

 世の中には自分たちの知らない世界や文化があって

 自分とは違う人たちを尊重して一つになりましょう!

 というメッセージが込められています。

 

 素敵な言葉ですね ♪ 

 

 

 

 

最後にNYdV代表の日野 紀子さんから子どもたち一人一人にcertification(修了証書)が手渡されました。

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 毎回ボランティアの人たちが入れ替わっても、

 途絶えることなくこの活動を地道に続けてこられたNorikoさんは

「私たちは沢山の種を蒔きました。これからその種がすくすくと成長し

 立派な花を咲かせてくれることを願います」と語っておられました。

 ←NYdVを立ち上げ、NYC公認の活動ができるほどまでの団体に 

  育て上げたパワフルで頼りになるアラフォーです!


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 遠い日本のことなど何も知らなかった子どもたち。

 日本語で挨拶をしたり、黒い海苔巻き(お寿司)を食べたり、

 苦い青汁(抹茶)を飲んだり、和太鼓をたたいたり竹刀を握ったり・・・

 初めての異文化体験をし、最後には日本語でスラスラと自分の名前を書けるようになったのです。

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 でもこの活動は日本を知ってもらうことだけが目的ではありません。

 移民の街・NYには、それぞれの国のコミュニティが存在します。

 外の世界を知らないまま自分たちの狭いコミュニティの中で育ち、

 夢を見ることを知らないまま大人になってしまう子どもたちが

 大勢いるのです。

 

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そんな子どもたちの視野と可能性を広げ、

グローバルな社会人になってもらうことを目標にしています。

Kossanの沖縄三線にも興味津々の子どもたち→

 

日本の子どもたちもこうやってよその国の文化や人々と直に触れ合う機会が増えるといいですね☆ 

 

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 イケメンMarcさんはNorikoさんもお気に入り ♪

 私たちに貴重な体験の場を作って下さった御礼に

 2ショット写真を撮ってあげました〜^^

 

 いつもボランティアや子どもたちのために

 裏方として忙しく走り回って下さり、お疲れ様です!

 

 

NPOにとっても厳しいご時世ですが、NYdVのプログラムを心待ちにしているNYの受益者の方と

社会貢献をしたいけどなかなかチャンスがない、という日本人ボランティアの架け橋として

これからもバリバリがんばって下さーい!!

受け入れ先にも大人気のこのEJCの活動は、9月からまた別のコミュニティで行われる予定です。

 

JETプログラム:語学指導等を行う外国青年招致事業。主に英語を母語とする大卒者を日本に招聘する。

 

※北米で放送されます※

日本語チャンネル・ TV Japan(テレビジャパン) *クリックしてHPを参照して下さい

毎週土曜日のお昼に放送している「テレビジャパンCLUB」という情報番組の新コーナー「エンジョイ!広場」

NYdVの活動が紹介されます。「お寿司の回」でもご案内しましたが、放送日が決まりました。

8月15日(土)です!是非見て下さいね  8-O  

 

 

6月 21

アルゴリズム行進

 

ご存じですか?

NHK教育の「ピタゴラスイッチ」という番組から発して密かなブームを呼んでいるらしいこの「アルゴリズム行進」

そう言えば、Ring ringさんから「この番組にブルーマンが出演していた」とコメントを頂いたことがあります。

 

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 子どもたちと一緒に楽しめるのでは?

 とボランティア※のスタッフみんなで練習しました。

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指導してくれたのは数少ない男性スタッフの Kossan

(僧侶兼ミュージシャンというおもろいお兄ちゃん)

 

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いい大人が、「アルゴリズム行進!みんなで行進!!

 ♪一歩進んで前ならえ〜」とか歌いながら、振り付けを練習。

「前へならえ」は、何年ぶりでしょうか・・・→

輪唱のように一つずつ遅らせながら、振りをつけて行進していくんですが

みんなが間違えずに行進できたら、へえーと思える、よくできた動きなんです、これが!

お子さんをお持ちのアラフォーママさんはご存じかと思いますが、Youtubeで出てますので、

知らない方はチェックしてみて下さい。童心に返れて楽しいですよ〜

音楽は単純で覚えやすいので、今でも頭の中でぐるぐると鳴り続けています・・・

 

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 ※NY de Volunteer のオフィスでは隔週で次回の活動の準備や

 打ち合わせを和気あいあいとしています。

 NYCからも認められている”真面目な”NPO(非営利組織)

 ですので興味のある方、安心して参加して下さい ♪

 日本と違って気軽にボランティアができま〜す

 

 

さらに楽しいのは、普通に生活していると接点のない異業種の人たちと出会えます。例えば・・・

日系企業駐在員の奥様や大学の学生さん、10年以上住んでるニューヨーカー、短期で旅行に来られたアラサーからアラフォーの方、

NYと日本を行ったり来たりするお仕事の羨ましい方・・・などなど

 

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 ←料理好きのKossan(ラザニア作ってきてくれたので皆でたかりました)

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Japan Day のボランティア活動の後は、ストリートミュージシャンになっていました→

この間は、和服姿のままローラブレードでブロードウェイを移動していたり

自称 Drag queen (女装する人:Dragのスペルを間違えないように注意!)で、たまにキレイにメイクしてくる時も・・・

色んなクイーンがいるもんです  8-O  


6月 2

NY de Volunteer・4

 

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 NY de Volunteer(ニューヨークでボランティアでは、

 NY市のAfter School Program(日本語でいうところの学童保育)として

 ”Explore Japanese Culture”  をテーマに日本文化を紹介しています。

 *カテゴリーの”ボランティア”で”初体験”を参照下さい

 様々なテーマでお送りしてますが、今回は皆大好きな「食」です。

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 毎回、企画を楽しみに待っていてくれる子どもたち

 カメラへのサービスも慣れたものです!

 

まずは日本の食文化について、” TRUE ”or ” FALSE ” (まるぺけ)クイズでお勉強。

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例えば・・・

Q.日本人は毎朝お寿司を食べる?

Q.日本人はピザをお箸で食べる?

という日本人からするとおかしな質問ですが、子どもたちは一生懸命考えて、自分が正しいと思う方を選びます。

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 正解したチームは大喜び。

 キャーキャー言いながら飛び跳ね大騒ぎです。

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どうやらこの手の勝負事と自分が移動する=身体を動かすこと

が大好きなようで、毎回このクイズは大盛り上がり。

 

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 続いて、「お箸の持ち方」について。

←やってはいけない事はわかりやすく図解説明

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初めてお箸を使う子どもたちにとっては、かなり難しいので、

すぐに出来る子となかなか出来ない子の差があるのですが

”You can do it ! ”  ”Eexcellent !” などと励ましながら

ボランティアスタッフが丁寧に教えていきます。

 

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 そして、子どもたちが大好きな勝負事=ゲームです。

 日本でもよくお箸で豆をつかんで誰が一番早く(or多く)

 移動できるかって競争がありますよね?

 NYの子たちにお豆では厳しすぎるので小さくカットしたスポンジで

 競争です。

 期待通り、大興奮!

 日本の子どもたちもこんなにエキサイトするのか試してみたくなります

 

 

最後は本日のメインイベント。Sushi(お寿司)の作り方!

太巻きと手巻き寿司の作り方をデモンストレーションし、子どもたちも初挑戦!

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←今回もVideo撮影係(カメラだけ写りこんでました)

 しかも活動の様子が北米で放送されます!(※)

 

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季節がら生ものは御法度ですから

カニかま・卵・アボカド・キュウリを具材にします。

もちろん、ちゃんと手を消毒してからスタート。

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あれ?アボカドと卵だけ?しかも具のせすぎちゃうの〜 →

と突っ込みたくなるでしょうが、

その辺は初めてという事で多めに見てあげて下さい^^;

みんなとっても楽しそうに作ってましたから ♪

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 マンハッタンのスーパーやデリではどこでも当たり前のように

 Sushi(カリフォルニアロールみたいなの)がパックで売っていて

 かなり認知度は高いのですが、ドミニカンリパブリックからの移民が多い

 このコミュニティの子どもたちにとっては、まだ見慣れない食べ物。

 

 なんといても真っ黒い紙みたいなの(海苔)を食べるのに

 とても勇気がいるようで、

 作ったのはいいもののしばらく考えてフリーズしているうちに周りから

「Eat it !  Eat it !」と皆で囃し立てられ覚悟を決めてパクッとかぶりつく子も。

 

「おいし〜〜」と笑顔の子もいれば、ビミョーな苦笑いを浮かべてこちらに気を遣いながら「まあ、おいしい・・・かな」

みたいな子もいたり、リアクションは様々でおもしろいです  :-D  

 

※北米で放送されます!

日本語チャンネル・ TV Japan(テレビジャパン) *クリックしてHPを参照して下さい

毎週土曜日のお昼に放送している「テレビジャパンCLUB」という情報番組の新コーナー「エンジョイ!広場」

今回の活動が紹介されます。

番組コンセプトは、アメリカで頑張っている日系コミュニティからのビデオレターということで、たまたま記録ビデオ係だったため、いつもの流れで撮影を担当することに。

はたしてどんな風に編集されるのかドキドキです。(失敗カットもあるので他人に見られるのはちょと恥ずかしいです)

O.A.日時は、まだ決まっていないそうですので、確定次第追ってご報告いたしま〜す☆(多分7月との事ですが)

P.S.

いつもに増してビデオ撮影に専念していたため、他のボランティアさんの写真を多用させていただきました。

ありがとうございます!

5月 31

Japan DayとRyuichi Sakamoto

 

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 セントラルパークの一角、 East Meadow(5番街97丁目)で

 ジャパンデー@セントラルパーク2009  が開催され ました。

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ニューヨーク在住の日本人及び企業がバックアップし、 日本文化の紹介を通じて

日米市民の草の根交流を深める盛大なイベント 。今年で3回目を迎えるそうです。

 

 

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日本ならではの書道、茶道、折り紙、囲碁、将棋などが体験できます。このお兄さん ↑ マービンさんというんでしょうね〜

 

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 将棋のコーナーでは、結構みなさん真剣に将棋盤に向かっていました。

 テントの外では、大盤を使って英語のレクチャーをしています。

 わかるんでしょうか?

 

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御神輿や盆踊りなどもあって、マンハッタンのど真ん中・セントラルパークに日本が大集結しました ♪

フードコーナーには、いつも長〜い行列ができています。

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 それもそのはず。このイベント、全て無料なんです。

 なので食べ物もそんなに沢山は無く、サンプルという形での提供。

 お腹をすかして来る人も多いので、フードは有料でもっと色々出せばいいのになあと

 思うのですが、公園内で飲食物を売ってよいという許可がNY市から出ないのだとか・・・(イベントの趣旨が変わってしまうからでしょうか)

 

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そして、さらに驚くのは、イベント会社のスタッフ以外に300人ものボランティアが参加していること。

(おそろいの赤いTシャツを着ている人たちは皆そうです)

実は、私もその一人。

いつも子どもたちのアフタースクール活動を紹介している NYdV(ニューヨークでボランティア)からの派遣です。

他のボランティア団体さんや個人で登録されて来る方も大勢いらっしゃいます。

すごいですね〜さすがボランティア大国。日本に是非持ち帰りたいアメリカの良い文化です。

 

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特設ステージには、Jポップシンガーの川嶋あいさんが登場 ♪ 

さわやかな歌声が公園に響き渡りとても盛り上がっていました。

 

私の担当はHeadquarter(本部)のお手伝い、いわゆるパシリ(※だったのですが、

たまたまアーティストさんのインタビューに来るプレスへの対応(といっても場所案内だけ)

や怪しいヤツが近寄って来ないかの見張り(楽ちん)などもあり、

間近でお見かけしたあいさんはニコニコ笑顔がとてもかわいらしかったです^^

 

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 他にも、オレンジ・ペコさん(ふわーっとした

 優しい空気に包まれていました)、

 ギタリストの村治奏一さん(村治香織さんの弟)、

 盲目のバイオリニスト増田太郎さん率いるバンド  、

←ブルックリン在住のYAZこと高木靖之さんをリーダーとする

 Yaz Band(ジャズバンド) の演奏など盛り沢山!

 

※パシリ

「使いっ走り」の略。いや〜、久々に遠い昔のAD時代を思い出しました^^;

 

さらに!!!

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 今日は、

 World Financial Center(ワールド・ファイナンシャル・センター:

 ワールドトレードセンター跡近く)で、

 ”Bang on a Can Marathon”(※)という無料ライブがあり、

 坂本龍一さんが出演するというので行ってきました。


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 アメリカ人ルームメイトがなぜか彼のファン。

 どこまで日本通なんやろ・・・

 

 透明感のあるピアノの音色がとても美しくうっとりしちゃいました♡

 

 NYの夏はこうした無料のイベントが目白押し!

 さすがエンターテインメントの本場です!

 

※ Bang on a Can Marathon

正午に始まり真夜中まで続くノンストップ12時間のミュージック・マラソン。

世界中から名のあるミュージシャンを招いて行われる。

 

5月 19

ご機嫌ドミニカン

 

アフタースクールのボランティア活動を行っているWashington Heights (ワシントンハイツ)

ドミニカからの移民が多く住みスペイン語が飛び交うエリア。

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 昨年、トニー賞の4部門(ミュージカル賞、オリジナルスコア賞、

 振付賞、編曲賞)を受賞したブロードウェイ・ミュージカル

 「IN THE HEIGHTS」(イン・ザ・ハイツ)

 の舞台として、多くの人が知るところとなりました。

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活動が終わってから、近くでご飯を食べに行きましょう!

ということになり連れて行っていただいたのがこちら。

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 ドミニカン料理の Malecon Restaurant 

 4141 Broadway(between 175th St & 176th St) 

 ”ザガット”にも載っている有名店。

 

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 ファミレスのような雰囲気で気軽に

 ワイワイ楽しめるラテンなお店です。

 

 

 

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 もちろんまずは、ビールで乾杯!

 サルサダンサー・Toshikoさんのお薦めは

 ドミニカの国産ビールPRESIDENTE 」(プレジデンテ)                          

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 お店のおっちゃんもご機嫌な感じ〜「グラシアス!」

 

 

 

 

 

ボランティア仲間のMinakoさんとToshikoさん

(ご協力ありがとうございま〜す)

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          ↑ご飯の大盛り具合に驚き

 

 

 

このお店で一番人気がこの roast chicken(ローストチキン)。一羽$9(安いっ!ハーフサイズもあります)

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入口でお兄ちゃんがひっきりなしに焼いています。

見るからに皮がカリッとして芳ばしい香りが漂い誰もがオーダーしたくなります〜

 

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 そして、ドミニカの食事に欠かせないのが plátano (プラタノ

 これは日本でいうところの、揚げバナナです。

 青と黄色の2種類ありましたが、 Toshikoさん曰く

 黄色い方は、やらかくてべちゃっとしてるので青にすべき!とのこと。

 

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さらにライス

ライスと一緒に豆のスープが出てきて、それをご飯にかけるんだそうです。

この豆がたまたま小豆に似ていたので、スープがまるで

「お汁粉」のように見え、

先入観から甘い豆だと脳みそにインプットされてしまいました。

でも実際は甘くなく、美味しい豆ご飯になりました ♪

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 こうやって、自分のプレートに

 肉・豆・ご飯・揚げバナナ・アボカドサラダを取り分ければ

 ドミニカン定食のいっちょあがり〜

 (その必要はないんですけちょっとやってみました)

 6人でシェアして一人$11〜12(チップ込み)

 大阪人もびっくりの安さ!

 チキンは2羽分オーダーして余っちゃいました。

 食べ過ぎに注意して残ったらお持ち帰りしましょう!

ウクライナに続きドミニカンも親近感が沸きました。意外に日本と共通点があるもんです  :-D  

 

※ plátano (Plantain)

バナナの一種。青(緑)色で堅く普通のバナナより大きい。メキシコやコロンビアなど南アメリカではよく食されているそうです。

 

5月 18

NYでボランティア第3弾

 

img_2275 マンハッタンの北西、 Washington Heights(ワシントンハイツ)

 レクリエーションセンターで

 子どもたちのアフタースクールプログラムをサポートするボランティア。

 NY de Volunteer(通称NYdV

 *詳細はカテゴリーの”ボランティア”で”初体験”を見ていただくとわかりやすいです

 

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 集合してまず最初に行うのは、子どもたちの出欠確認です。

 一人ずつ名前を呼んで手作りのネームカードをかけてあげます。

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 すると子どもたちは、日本語で「ありがとうー」と言ってくれます。かわいい〜 ^^

 来ていない子の名前が呼ばれると「absent」(欠席)

 と子どもたち全員から返事が返ってきます。

(その言い方が大人びていて、いつも一人でうけてます)

           

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 今日のテーマは「SPORTS/スポーツ」

 まず、日本のスポーツ「Sumo/相撲」

 について英語バージョンのビデオを

 観ながら少しお勉強。

 

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折り紙で紙相撲のおすもうさんを作ります。

ここの子どもたちはとても素直で聞き分けが

よく、ボランティアスタッフも大助かり♡

 

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「はっけよ〜い、のこった!」(日本語)の合図で

 紙相撲大会スタートです。

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紙相撲で喜ぶんかなあ・・・と初めは半信半疑でしたが

意外にも大盛り上がり  8-O  

男の子も女の子も真剣勝負で「勝った〜!」と

大喜びしている姿を見て一安心。

紙相撲でこんなにエキサイトしてもらえるなんて

子どもってピュアですよね ♪

(森羅万象に感動が薄れているので反省)

 

 続いて、Sumo Robotimg_2298相撲ロボット)を使っての対決。

 「やってみたい人?」と聞くと、

 皆、我先にと積極的に手を挙げてきます。

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ロボットを持ってきて下さったDr.Robot Inc の大島さん↑も

子どもたちの勢いに押され、タジタジ。

二人ずつ順番にね〜と交通整理が大変です;

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 ここでも、一対一の対決をしている子の名前を

 皆でコールして声援を送るなど異常な盛り上がりでした。

 

 やっぱり日本の子どもたちよりこういう時の感情表現が

 大きい気がします。

 

 

続いては、日本の武道・剣道。

アメリカ人のNAVA(ナヴァ)さんがユーモアを交えながら子どもたちに実演・説明をして下さいました。

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 時には「SAMURAI」などの言葉も出しながら、

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 アメリカ人の視点でわかりやすく

 お話しいただいたので、

 子どもたちからもどんどん質問が

 飛んできていました。

 

 前回のカールさんに続き

 日本通な方が多くてびっくりです

 

 

 

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 竹刀で面をたたく音に初めは「痛そう!」と

 驚いていた子どもたちも

 自分の番になると「めーーん」と元気なかけ声で、

 勇ましく打ちにいってました

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自分の身長より竹刀の方が長いんです〜 → → →

 

マンハッタンでの光景とは思えませんね☆

今回も盛りだくさんの内容でとっても喜んでもらえました〜 ♪

次回は、みんな大好きな「食」がテーマです

5月 2

NYでボランティア第2弾

 

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NY de Volunteer」(通称NYdVの活動の一つ

 ワシントンハイツの J. Hood Wright Recreation Center  で

 子ども達に日本文化を紹介するボランティア。

 

今回のテーマはMUSIC & DANCE

 

まず、日本の伝統芸能「狂言」のデモストレーシ ョンが行われました。

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 パフォーマンスは、な、なんとアメリカ人の Carl F. Taeusch,Ⅱ(カール)さん!

 和服姿も決まってますよね〜 ♪(もちろん日本語ペラペラです)

 

 カールさんが狂言に出会ったのはコロンビア大学の学生時代。

 その後、仕事で日本に行かれた際、本格的に狂言を学び始めたそうです。

 1986年、和泉流狂言師の石田幸雄さん(※)に師事。日本人もビックリな本格派です。

 狂言ならではの犬の鳴き真似(「びょう、びょう」という笑えるヤツ)を披露してくださり

 子ども達は大喜び。

 

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 今回もお茶目な笑顔で迎えてくれました♡

 さらに、この日はスペシャルゲストが登場!

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 オリジナリティあふれるパフォーマンスでNYを中心に活躍中の

 COBU(鼓舞)

 

 オフ・ブロードウェイミュージカルのSTOMPで活躍する唯一の

日本人、宮本やこさんが率いるグループで、和太鼓と三味線、軽快なダンスを交えた迫力あるパフォーマンスが人気を呼んでいます。

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 太鼓が鳴り出すと、あまりの迫力に胸を押さえながら

 目をまん丸に見開き、思わずリズムをとり始める子ども達も!

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最後に、鼓舞のお姉さんたちに教えてもらいながら

和太鼓を叩く体験もさせてもらい大興奮!

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もちろん、ボランティアスタッフも一緒に体験。

日本人でも初めて和太鼓を叩く人が多くて

皆さんとても楽しんでおられました ♪

 

(またもやビデオ撮影係でしたのでオイシイシーンは

 写真ではなくビデオに収められています)

 

いや〜異国の子ども達には

かなりのインパクトだったのではないでしょうか?

大人になっても日本の良い思い出として心に残って欲しいです  :-o   

 

石田幸雄さん(※) 

日本の重要無形文化財総合指定者。人間国宝の野村万作氏に師事。世界各国で狂言を披露、指導経験を持つ。