Archive for 8月, 2011

8月 21

田舎暮らし

もちろん私ではありません(^_^;

自分の田舎(和歌山)の近くで自給自足の生活をするという父親の昔からの夢のため

一昨年、両親が移住したのは、熊野古道の近く、三重県のちょーーー田舎です。

 

 

和歌山との県境に近く、海(と言っても遊泳禁止の浜)まで

車で10分ほどの山の中。

まさに四方山に囲まれています。

←裏庭からの景色(北側)

南側と東側は民家が点在していますが、北側は山と田んぼと畑・・・。

コンビニなど近くには無く、夜は真っ暗で
聞こえるのはカエルの合唱のみ。

 

朝は雉の鳴き声が壊れた目覚ましに聞こえて

飛び起きることがあります(◎-◎;)

←同じく裏庭の西側

裏庭にはミカンの木が15本ほどありましたが、一部畑にするため

今は10本ほど。

←手前に写ってるのは、まだ青い柿の実で、奥がミカンの木。

 

 

ミカンは「温州」ではなく、全部「甘夏」

こちらもまだ青く、黄色く色づくのは11月頃で食べ頃はGWの前後くらい。

温州ミカンは、潮風がよく当たる方が甘くて美味しくなるらしく

さすがに潮風はやって来ないので、この辺りは甘夏が多いらしいです。

 

 

←ナス、キュウリ、ピーマン、トマト、ゴーヤ

今、夏野菜がボコボコ採れて面白いです。

 








食べ物の収穫っていうのは、なんちゅうか人間の本能として

幸せ感をもたらしてくれるんでしょうか〜。

パチパチとハサミで野菜を収穫するのはめちゃ楽しいです(^^)

これは、大阪に持って帰るため、キープしてあるゴーヤ→→→

あんまり欲張ると荷物が重くなるので、厳選して持って帰ります(^^ゞ

 

8月 20

日本最大級の棚田

三重県の紀和町にある丸山千枚田は日本の棚田百選のひとつで、日本最大級の棚田です。

3日連続の海水浴を目論んでいたのですが、急に涼しくなり断念(T.T)、温泉に行くことになったので途中で寄ってみました。

 

 

 

 

 

 




熊野の深い山なみに囲まれ、高低差100メートルの斜面に、約1300枚の稲田が並んでいます。


400 年前には、2千枚を超える棚田が作られていたそうですが

時代と共に減少。

平成5年に地域による復興の取組が始まったそうです。

地元だけでは限界があるため、今は活動に賛同する人を

棚田のオーナーとして募っているそうです。

←所々に番号とオーナーの名前が書かれた木札が立っていました。








稲穂はまだ黄金色にまではなっておらず、農家の方は草刈りをされていました。

でも段々と下っていくと、稲穂が徐々に成長していたので

それだけ温度差があることがわかります。

 


ちなみに・・・

海の近くの田んぼでは、すでに稲刈りが始まっています。

賑やかな蝉の声もしなくなり、ヒグラシが鳴き始め

秋の足音が近づいて来ると

「あ〜もう海へ行けない・・・」と短い夏の終わりにちょっと寂しくなるのでした。。。

 

8月 19

海三昧

大花火の翌日は、早速海水浴へ。夏に田舎へ来る一番の目的はなんと言っても海!です。

三重県と和歌山県、どちら側の海水浴場へ行くか、迷いましたが

取りあえず、那智(和歌山)の海水浴場にしました(^^)

 

 

去年もご紹介しましたが(2010年8月24日のブログ)ここは

環境省が選ぶ「全国快水浴場百選」の中でも12ヵ所しかない

「特選」に選ばれている色んな意味で快適な海水浴場です!

JRの那智駅を降りてすぐ目の前に太平洋を望む便利なビーチ。

砂浜は細かい白砂でゴミや流木などの危険物が落ちていない

きれいなビーチ。


トイレや更衣室、温水シャワーなどが完備され、遊歩道には

藤棚付きのテーブルセットが幾つも並んでいてパラソルが無くても

日陰で休める気の利いたビーチ。

もちろん、水もきれいで、めちゃ気持ちが良いビーチ。

さらに・・・






駅のすぐ隣に温泉があるので、海で冷えてしまっても

(↑こっちがお風呂   ↑こっちがJRの駅 )****すぐに温まることができるので冷え性なアラフォーにも優しいビーチ。

環境省の条件はどんな風かよく知りませんが、さすが「特選」とされる好条件が揃っていますので都会の人にもお勧めです(^^)


そして今日。夜中の雷雨のひどさから、海は無理かな〜と半分諦めていましたが意外にも天気が持ち直したので、再び海へ!

那智以外の小さな海水浴場へ行ってみようと車でウロウロする中、偶然見つけた穴場中の穴場!


海水浴場ではありません。磯」です。

都会の人にはあまり馴染みが無いかもしれません(?)が

子どもの頃、親戚一同でお弁当を持ってよくへ遊びに行ったものです。


叔父さんたちはちょっと深いところへ潜ってサザエを獲ったり

叔母さんたちは浅瀬で木製の箱メガネを覗いて「ながれこ」(とこぶし)を獲ったり。

今は「磯焼け」してしまい海藻もなくなっているので、食べられそうもない小さな貝やヤドカリがウロウロするのみですが(^_^;)

それでも平坦な砂浜とは違った楽しさがあります☆

 

場所は、古くから捕鯨で知られる太地(たいじ)町夏山(なっさ)という

かなりマニアックなところですが、父親は覚えがあったらしく

昔は磯に温水が沸いていたそうです。(今でもあったら毎年通うのに・・・)

ちょうど、太地のクジラ博物館の対岸辺り。

視力が良ければ向こう岸に、博物館のクジラの模様が見えます(^^)

 

ここが穴場として優れているのは

磯のすぐ横に、新しく整備された芝生の広場があり、木陰が沢山あるので昼寝にもぴったり。

公園の横にはきれいなトイレも完備。

小さな子どもを磯で遊ばせているお母さん・お祖父ちゃん家族と

キャンプを張っている若い家族連れの2組がいました。


小さな子どもからお年寄りまで楽しめるのが「磯」なんです(^^)

大小の岩がゴツゴツしているので、海に入るまでちょっと面倒ですが

岩場なので水の中がよく見えて、小さな魚もいっぱい!

驚いたのは、熱帯魚のように青く輝く小魚たちがいたこと!

しばらく水に潜って魚を見ているとかなり癒されました(^^)


磯では、顔を上げたまま平泳ぎをすると、突然の岩で脚をすりむいたり、浅瀬を歩いていると岩がぬめって滑ったりするので

浅瀬でもできるだけ水中メガネをつけて水中を見ながら泳いで移動することをお勧めします。

次回は、脱げにくいサンダルと軍手も持参しよう〜っと。

8月 18

大迫力の花火

8月17日、三重県の熊野大花火に初めて行きました。というか偶然が重なり、行けることになった、という感じ。

三百余年の伝統を誇ると言われるこの花火大会。噂には聞いていましたが、ものっ凄い人出。

奈良から熊野に抜ける山道(国道169号線)も42号線に合流すると、昼には(もしかして朝から?)大渋滞・・・。

たまたまこの日、大阪からこのルートで田舎へ向かっていた我々も見事に大渋滞に巻き込まれてしまいました(◎-◎;)

両親が田舎暮らしをしているのは、通常ならここから車で20分もかからない場所なのにこの時は2時間!

花火大会の人出を見越して朝早く出発したのに

読みが甘かったです。。。

山道の途中には何台も車が駐車してあって

うそーっここから浜まで歩くの?!と驚き。

渋滞の道すがら、暇なので何枚か撮影してしまいました。

←こちらが、花火大会の会場となる熊野の七里御浜

 

 

海上には、花火が仕掛けられるイカダと

花火を海上から優雅に眺めるために横浜辺りから

クルージングしてきた豪華客船。3隻はありました。

さらに、各所に大勢のカメラマンさんたち。↓

 

 

他にも猛暑の中、昼過ぎから陣取りをしている人や

JR熊野駅からゾロゾロと行列を成してやって来る観光客。

段々、思っていたよりもかなり大きな花火大会ということが

分かり、ちょっと見物したい気もしたけれど、

人混みに揉まれて長時間ウロウロするのは辛いし、第一、

家から歩くと片道1時間半コースやし。。。

無い話や〜と諦めていた矢先。

近所の親戚のお兄さんが、広めに場所取りをしていて

駐車スペースもあるので、行かないか〜?

と誘ってくれました!これは、棚ぼた!

早速、ビールやおつまみを持参し久々に(大人になって初めて?)きっちりと「花火を観に」行くことになってのです(^^)

写真では到底、伝わりませんが、何枚かご紹介↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約1万発の花火が、次々と打ち上げられる様は圧巻です。しかも花火が仕込まれる海上のイカダは複数で

左、真ん中、右、とワイド感たっぷりで、同時に2箇所で打ち上げられると、カメラからはみ出してしまいます(^_^;

 

 

 

 

 

熊野大花火の名物がこのクジャクの羽のような半円形の花火 ↑

これは、全速力で走る船から、点火した花火玉をつぎつぎと投げ入れる、というもの。

次々に色んな色の花火が、右から左へと移動しながら目の前で半円形の花を咲かせる珍しい花火です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィナーレでは、国の名勝天然記念物でもある「鬼ヶ城」の岩場や洞窟を利用して仕掛花火が行われます。

花火玉自体の爆発音に加えて、岩場の反射音や洞窟の響鳴音、さらに後ろの山々にこだまして

視覚・聴覚の両方に訴える演出。

棚ぼたでゲットできた花火席は、浜辺のちょうど真ん中辺りで、火の粉が上から振ってくるような大迫力花火を満喫でき

おまけに出入口やトイレからも近いというベストポジションにゆったりとシートを広げた贅沢な無料観覧席。

よくよく伺うと5日前から、いち早く陣取りをされていたとのこと。(*_*)

じもてぃに気が利く親戚がいて、有り難いと実感した日でした。

8月 12

夏バテに焼き肉

すっかり、ブログ更新をサボっていました(^_^;

と言いますか、この季節は毎年「夏休み特番」というのがありまして

徹夜編集もありーので、ブログアップの余裕がないという悲しい実情・・・。

で、頑張って仕事をしたご褒美に(?)大先輩カメラマンのコジコジさんが

めちゃ旨!焼き肉に連れて行って下さいました〜\(^O^)/

焼き肉マニアお墨付き、大阪・ミナミの千日前にある「焼き肉とオモニ料理 李休

煙モクモクな焼き肉屋さんとは違う、隠れ家的な落ち着いた雰囲気のお店です。

店の雰囲気などはこちらでご確認下さい → http://r.gnavi.co.jp/ka25100/


メニューは、こちらのお店によく来られるコジコジさんの厳選お勧めチョイス。

まずはキムチナムル

辛すぎるキムチはあまり食べられないんですが、こちらのは

辛い唐辛子が苦手でも、美味しく頂ける優しい味わい(^^)



 

 








続いて、大好きな生レバー!きれい〜

めちゃ新鮮、しかも分厚くて、食感が抜群!

 

さらにユッケ。とろけます。

盛りつけも美しいです。

最近、生肉を出してくれる焼き肉屋さんが少ないので

(いつもはかなりリーズナブルなモクモク系の焼き肉屋さんなんで^_^;)

久しぶりに堪能させていただきました。

 

 

 




こちらは、チャプチェ(春雨を炒めた韓国料理)。

お肉だけでなく、サラダなどお野菜メニューも

色々あって、肉だけだとヘビーすぎる

アラフォーには、嬉しいラインナップ(^^)

前菜を食べ過ぎると、肝心の焼き肉が入りませんが・・・

 

驚いたのが次の塩メニュー。

牛タン2種類(分厚いのと薄いの)とイチボですが、

タンの薄い方は、薄いと言っても普通のお店のよりはかなり

厚切りで食べ応え有り。

で、なんと言っても分厚いタン(左手前)が凄いんです!

 

 

 

分厚いところに、細かく切り目が入っていて

ちょっと中がピンク状態で頂きます。

 

 

 

 

焼き上がりは、こんな感じ。

(比較的よく焼いて食べる方が好きなので、他の人よりは

焼きすぎですが、中はミディアムレアです)

めちゃ旨な超厚切り塩タン、絶品です!このカットがミソです!

↑この切り目を見て頂くためにもドアップで撮影。
「そんな接写で撮んの!?」とベテランビデオカメラマンが突っ込むほど、接近戦だったらしいです(^_^;)

 

 

もちろんその後は、タレもんですが、霜降り具合が上等なため

ステーキのようにワサビで頂いたりしました(*^_^*)

 

 

 

 

 

しばらく、仕事が忙しすぎて食生活が貧相だったため

胃が小さくなっていたのか、まだまだホルモンなど

お勧めメニューはあったのですが、ここらで既に大満足☆

最後にサービスで、こんなのも登場!

牛トロの炙り寿司。

コジコジさんはかなりの常連のようです(*_*)

久々のご馳走で、夏バテ解消(^○^)

いやいや、贅沢をさせていただきました〜

念願の李休に連れてきて頂きありがとうございました!

冷麺やチヂミまで行き着けなかったのが残念っ(^_-)-☆