JoJo/ジョジョ
世界中のグルメが集まるNYには、スターシェフと呼ばれる超有名なシェフ達のレストランが沢山あります。
Upper East(アッパー・イースト)の住宅街に佇むフレンチレストランもその一つ。
ルームメイトのLisa もお気に入りだというのでディナーに出かけました。
JoJo(ジョジョ) 160 East 64th Street, ( Lexington & 3rd Ave.の間)
店名は、オーナーである Jean-Georges Vongerichten(ジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリヒテン)の
子ども時代の愛称から取られたんだそうです。
外観も店内もとても可愛らしく、こぢんまりとしていてヨーロッパのビストロという感じ。
(この上品な店の暗がりでフラッシュをたくのはとても勇気がいるのですが、
Lisaが「Nobody cares」(誰も気にしないから撮れ)というので思い切って撮影。
フラッシュ撮影のせいで色気が無くなっていますが、実際はもっと温かい雰囲気です)
ニューヨークが誇るフレンチの巨匠 ジャン・ジョルジュは、世界中でレストランを経営しています。
マンハッタンにも何軒かあるのですが
Trump International Hotel & Tower1階にあるジャン・ジョルジュのカジュアル版・NOUGATINE(ヌガティーン)や
SOHOのMercer Kitchen(マーサー・キッチン)でのランチが「当たり」だったので、こちらお店も期待が膨らみま〜す。
(味については賛否両論あるようですが、メニューによるのではないでしょうか?)
とは言え二人とも少食なため、前菜を頼まずにいきなりメインディッシュのお肉をオーダーするという荒技に。
ウェイターのお兄さんが、「30分ほどかかってしまうけど大丈夫?」と心配してくれましたが、
アラフォー女たちにはワインがあれば モウマンタイ(※)
ところがしばらくすると、さっきのお兄さんが「料理が出来るまで時間がかかるのでこちらをどうぞ」
と前菜を二人分運んできてくれたのです!
うそーっ!これが一流のサービスというものでしょうか!!
大阪で、もしこんなことがあったら
「お兄ちゃん、あとで伝票についてるんちゃうやろね〜?」
と突っ込むところです^^
運ばれて来たのは
TUNA Roll with soy bean emulsion $15
ツナを春巻きのようなパリパリの皮で巻いて、外はパリッ、中はしっとりモッチリ柔らか〜
さらにこの緑のペースト(ソース)が絶品!二人でウェイターさんに質問攻めしたところ
ソイビーン、グレープシードオイル、ガーリック、ナンプラー(魚醤)、タイチリ、Cilantro(シラントロ※) との事。
「ただ」だから特に美味しく感じたわけではありません。アメリカ人と日本人の口に合う味っ。うーーん、やられました。
そしてお待ちかねのメインディッシュ
CHICKEN
roasted with ginger,green olives and coriander ,
Chickpea fries(ひよこ豆のフライ) がついて $19
フレンチフライかと思いきやポテトではなかったのです↓
Lisaがめちゃ気に入ってました
DUCK
Sweety and sour shallots,leg bakes in a brick pastry $27
肉厚で柔らかくて・・・あ〜幸せ〜
前菜の変わりにつけ合わせのホワイトアスパラガスをオーダーしてました。
(メニューでこれを見つけると見逃すことができないのです・・・)
どちらもオーソドックスに美味しかったのですが、やっぱりこの日は、TUNAのインパクトが大!
さすが、アジア各国でのシェフ経験があるというジャン・ジョルジュ。フレンチとアジアンテイストが見事に融合していました^^
いやーまさかこんなに美味しい(ここでは前菜のサービスを指しています)目に遭うとは思ってもみませんでした。
<注意:常に同じサービスが受けられるかどうかは保証しません>
デザートのsorbet三種に左党のLisaが「私は Dessert personじゃないけど、これははまる!!」と大喜び。
二人とも大満足な味とサービスを堪能できたご機嫌ディナーでした ♪
※モウマンタイ:広東語で「無問題」=No problem=日本語で言うと「大丈夫」。なぜか頭に残る言葉・・・
※Cilantro(シラントロ):メキシコ料理に欠かせないセリ科の香草。
コリアンダー、中国では香菜(シャンツァイ)、タイではパクチーと呼ばれている