8月 20

大阪・夏の味

先日、仕事で和歌山に行った際、昼はお決まりの和歌山ラーメン

(スタッフに和歌山出身者がいると、必ずそうなります^_^;)

夜は、途中下車して泉州(大阪府南部で和歌山との県境)の魚自慢の居酒屋たかだへ。




南海電車の泉佐野駅とりんくうタウン駅(※)のちょうど間くらい
という大阪人からしてもかなりマニアックな場所にあるのですが
地元では中々の有名店らしく、駅からタクシーの運ちゃんに
「魚の美味い居酒屋行って〜」とか
「居酒屋のたかだへ」と言うとすぐに連れて行ってくれます。








水槽には、関西の夏の王者 ”ハモ”〜!





テーブル席、カウンター、奥には座敷&2階もあるので結構な大箱。





そして、メニューがめちゃ充実〜!

自慢は、ご主人自ら毎日、泉佐野漁港の昼網に足を運んで仕入れる
地元の新鮮な魚たち!

大阪の旬の味が楽しめるのです!!

もちろん、他からも仕入れているためバリエーションが豊富で
ついつい色々と頼んでしまいます(^^ゞ

なんやかんやと食べまくった一部をご紹介します。



魚の美味しい店に行くと必ず最初に頼んでしまうのが白身。

ヒラメの造り

身が厚くて脂の乗りもちょうど良い感じ。




やっぱり、関西の夏の味と言えば

ハモ

定番の湯引きを梅肉でいただきましたが

梅肉のあっさり具合がGoodでした




魚だけではありません。泉州の夏に欠かせない

大阪の伝統野菜 水ナス の浅漬け

ナスの水分も漬かり具合も抜群な状態。

水ナスは、包丁を入れるより、手で裂いて食べるのが美味しいですよね〜




こちらも夏が旬

ガンガラという小さな巻貝。

楊枝で中身を出すとマンガの”うんち”みたいな形(^_^;) →

でもめっちゃ貝の味がして
ビールのつまみにぴったり。




珍しいカメノテ

と言ってもホンマの「亀」の手ではありません。
見た目が亀の手にそっくりな貝です。塩ゆでにして頂きます。
グロテスクな殻の中に貝の旨みたっぷりの汁が溜まるので
汁が飛び出さないよう柔らかい部分をうまく破って食べるのがミソ

これまで伊勢湾近辺や若狭湾(日本海側)などで見かけましたが
大阪近辺では滅多に見かけません。
こちらのお店では、淡路島近辺で獲れるものらしいです
(ってイコール大阪湾ですが)
初めてこれを食べた人はエラいっ!と思ってしまう食べ物の上位にランク付けしてしまいます(^^)


他にもゴロゴロと魚介が乗った海鮮ピザ

(生地がパリッとして居酒屋のピザとは思えない出来映え)

水槽で泳いでいたカレイ

コリコリした歯応えがたまらん自家製イカの沖漬け。。。などなど

この日は、仕事帰りのため上司のHプロデューサーとその友人Kさん
( ”じもてぃ” )の三人で行ったのですが
飲んで喰って一人5000円弱なり。激安!まではいかないものの
ネタのグレードやバリエーションを考えるとかなりリーズナブルです(^_^)b

実はこのお店の二代目ご主人・高田浩和さん(上手厨房服の方)は、

Kさん(日本酒を飲んでご機嫌な下手の人)の同級生。

以前、関西の旅番組で紹介させていただいた時、

あまり貝が好きでなかったリポーターさんが

ここでトリガイを食べて、大好きになったという

エピソード付きのお店でもあります。






厨房では、イケメンな三代目くんが頑張って
ワタリガニをさばいておられました〜。

がんばって大阪の味を受け継いで下さいね!

※りんくうタウン駅:南海電車とJR西日本の駅で
関西空港の一つ手前。アウトレットモールがある。

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