Archive for 1月 5th, 2013

1月 5

神倉山

父の出身地である和歌山県新宮市にある神倉神社

 

←この山の上の崖っぷちに見えるのがそうです。

毎年2月6日の夜に行われる「お燈まつり」という勇壮な火祭りで知られていますが

なぜかこれまで行く機会がなかったので、お参りしてきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから538段の急激な階段を昇っていきます。

階段と言っても、整備されたものではなく

源頼朝が寄進したと伝えられる鎌倉積みという石段で

大きなゴツゴツした岩が段々に組んである

めっちゃ歩きにくい石段です。↓

 

 

 

 

 

 

←これは、半分以上登ったなだらかな階段。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半途中に急勾配のピークがありますが

まるで崖をよじ登る要領で半端無く怖いです(@_@;)

あんまり下を見ないようにして、ひたすら昇りました(^_^;)

既に太ももの前部分が張ってくる感じ。

 

 

 

 

15分くらいのぼり続けると、頂上に。
ご神体は、お社の後ろに鎮座するこの巨岩。
苦労して昇ったせいか、妙に有り難みがあります。
たまたま強烈な逆光で
さらに有り難い感じになりました(^^) → → →

しかも太平洋を望む景色は素晴らしいです!

この日は、最高にお天気が良く、久々に暖かかったので

清々しい気持ちになりました!(汗もかきましたしね)

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、太ももがすでにピクピクして、下りは膝が笑いそうです(^◇^;)

昇りはマシですが、下りは、高所恐怖症だと足がすくむほど。。。

へっぴり腰で座りながら、石段にしがみついて下りたところもあります(@_@;)

かなり気をつけないと転げ落ちそうな石段なのに・・・

 

「お燈祭り」では、暗い中、白装束に荒縄を胴に巻いた

2000人前後の男たちが、松明を持って

この急な石段を一斉に駆け下りるというから、信じられません。

 

実は、父も高校時代、2回ほどお祭りに参加したそうです。

駆け下りる時は、飛ぶようにして下りたそうで

それでもけが人などが出ないのが不思議とのことでした。

石段の急勾配を実感して

ちょっと親父さんを見直しました(^^)

 

←父の古いアルバムに残っているこの写真。

多分、子どもの頃にも見たことがあるのですが

今回は、マジマジと感心しながら眺めました。

昭和35年2月6日というキャプションが・・・

写真館で撮影したらしく、背景は偽物みたいです(^_^;)

 

お燈まつり当日だけ女性の入山は禁止されているそうですが、いつか機会があれば、見に行ってみたいと思いました〜(^^)

あ、ちなみに私は案外、高いところが苦手な方です。

お参りには小学生やご高齢な方も(杖をついたり、両脇から抱えられたりしながら)来られてましたので

そんなにびびることは無いかもしれません(^^ゞ