9月 26

二つ星☆☆フレンチ

Posted in グルメ

東京でNANIWA2daysを満喫した翌日、また大学時代の同級生とディナーに行きました〜(^^)

前回GWに東京へ来た時にゴージャス誕生日会(5月2日のブログ)をしたMちゃんとYちゃん。残り少ない貴重な独身呑み仲間(^_^;)

「大阪にはない東京らしいお洒落な店がええなぁ〜」という我が儘なリクエストに顔が広いMちゃんが予約をしてくれたのは

六本木にあるミシュラン二つ星フレンチレストラン ☆☆  Edition Koji Shimomura(エディション・コウジシモムラ)

同じギョーカイな私たち。最近は居酒屋などオヤジ的な店で呑むことが多いので

たまにはこういうお店もいいよね〜とちょっとウキウキモードで出かけました(*^_^*)

店内はシンプルだけど贅沢な造り。天井が高くてテーブルの配置に余裕があってNYにありそう〜なモダンな感じ。

(既に他のお客さんがおられ、店内の撮影は遠慮させていただきましたのでお料理の写真のみです)

早速ですが、アミューズの次に出てきた冷たい前菜はこちら。

(アミューズは同級生と話すのに夢中で写真も撮らずに食べちまいました^_^;)

パッと見、何なのかよう分かりませんが・・・

実はぷりぷりの牡蛎にじゅるっとしたジュレとパリパリの海草(岩のり?)が乗っかっていて、さらに牡蛎の下には、旨みたっぷりの柑橘系クリームが。。。いきなり、強烈なインパクト!

食べるのに必死で、お店の方の話を良く聞いていなかったため

うんちくのない説明でスンマセン。

決して一口サイズではない牡蛎を強引にそのままほおばったら

すっごい濃厚で、口の中が磯の香りで溢れました。




温かい前菜は
鴨のフォワグラ(高級品で知られる信山丸種)

この組み合わせ、頭で想像してみて下さい。

フォアグラの甘みと苦み&杏の甘みと酸味がピタッとマッチして

想像通り、いえ想像を超えるハーモニー。

脳に焼き付く忘れがたい味です。。。







続きまして、初めてお邪魔したYちゃんと私のお魚は
的鯛のフリット。

ふわっとした白身をカダイフ(トルコやギリシャを起源とするの小麦粉でできた極細麺の生地)のパリパリ・サクサク麺で包み込み
食感がなんともGOOD!手長エビのエキスを使ったブロッコリーのソースと甘酸っぱいレモンのコンフィが意外な味わい。


前回、すでにこのお料理を頂いたというMちゃんには

舌平目クールジェット(ズッキーニのフランス語)、

セルバチコ(野生のルッコラみたいな野菜)などが
可愛らしく盛られ、手の込んだ一皿。

ぐるぐる巻きになっているのが舌平目でズッキーニの花の中に
何か詰め物が(チョリソーかな?)。

「綺麗だから是非、撮ってあげて〜」
というMちゃんの好意に甘え、急いで撮影。
野菜もたっぷりで美肌を保ちたいアラフォーにはぴったり〜(*^^)v


既にお気づきでしょうか。こちらのお店、料理名が無いのです。
下村シェフのポリシーでその日の最良の素材を客の好みに合わせて料理するため。なんだそうです。

この日もテーブルについたらシェフが来て下さり、初めは少し前に来店したというMちゃんに挨拶に来られたのかと思ったのですが 実はお好みを聞きに来て下さったのでした!(さすが二つ星☆☆)


メインは奄美大島の生後45日の仔豚

シェフは、「鴨や鳩もありますのでお好きな物を」と仰って下さいましたが、三人揃って「今日のお勧めでお願いします!」

さすが、柔らか〜くて優しい味わいの仔豚ちゃん

万寿美茄子ジロール茸(小さなラッパ形の茸)など

厳選した野菜と一緒に味わう楽しい一皿。








18ヶ月熟成のコンテチーズ(フランス・コンテ地方で作られるハードタイプ)、とうもろこし、ポップコーン

このポップコーン、黒いトウモロコシを使っているんだそうです↓















色々食べまくり、いよいよデザート!

でも、不思議なものが登場しました。お皿も中身も真っ白!!

ライチココナッツ、ヨーグルト、ナツメなどが入ったムース

ライチの上品な香りと甘みが広がりました。



二皿目は打って変わって、ピンクがかわいらしいデザート。

フランボワーズのムランググラッセ(キイチゴとメレンゲを合わせた今まで口にしたことがないような新食感ムース)

と完熟バナナのアイス

ムースの上には、口の中でパチパチとはじける粉状の物体

(子どもの頃食べた「ドンパッチ」に似た食感!)。

「何これーーっ!?」と皆で大リアクションしてしまいました。

炭酸で出来たペタゼタというスペインの砂糖菓子だそうです。

いや〜、初体験な食材&料理がどんどん出てくるので

メモするのが大変・・・(^_^;

この可愛らしいプレートは白手袋をはめてまるで宝石を扱うように大事に運ばれてきます。

写真では料理メインに撮ってるのでわかりにくいですが
どの器もすごく凝っています。

(絶対重ね置きできずに場所取りそうなので自宅向きではない)


下村シェフのこだわりは食材だけでなく、お皿、カトラリーや
インテリアにも及んでいます。
特に器類は自らヨーロッパをまわって、色々と選び、器に合わせて料理のイメージを膨らませるんだそうです。




食事が終わり、興味津々にシェフに色々お話を伺ってると

「じゃあ、是非これも味見て下さい。」と突然厨房へ姿を消し

またもや小さなかわいいデザートを持ってきて下さいました!

ピンクグレープフルーツとアボカドのムース。その上に11種類のスパイスがトッピングされた小さなデザート。

「急ごしらえなんでまだ固まってないかもしれませんが・・・」と仰ってましたが、食材や料理法、新しい発想への熱い想いがよ〜く伝わってきました。

この日、三人とも前日に飲み過ぎていて(それぞれ別の会合で)
二日酔い気味。

なのでボトルはやめてグラスにしよう〜となったのに
シャンパン→白ワイン→赤ワイン(数杯)としっかり頂き

(誰が二日酔いやねん!と自分たちでつっこみたくなります◎-◎;)お料理も満喫。

デザートのお供はフレッシュハーブティでほわ〜んと良い気分になりました。

料理も空間もサービスも抜群な『下村版レストラン』で、贅沢な時間を堪能してしまったため、しばらくは家呑みで節約で〜す :lol:

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