Hiromi Uehara
Greenwich Village(グリニッチ・ビレッジ)にあるジャズ・クラブBlue Note(ブルーノート第1号店)に行ってきました!
余談ですが、大阪ブルーノートはビルボードライブ大阪に変わりました
足下の悪い中(NYは今日も激しい豪雨に悩ませられたのでした)
大勢の人が列をなしています。今夜の出演者は・・・
日本が誇る若手ジャズピアニストHiromi (上原ひろみちゃん)です ♪
毎日放送の「情熱大陸」で紹介された時に一目惚れして以来
(随分昔の話ですが・・・)いつか生演奏をと願っていたのですが
前回NYに来た時は、ワールドツアーにお出かけでタイミングが合わず
今年の大阪公演では、すぐに満席になってチケットゲットできず・・・
念願かなってやっと生ひろみちゃんに出会える〜
と喜び勇んでやって来ました!
縦長の店内はつめっつめ。隣の外人がめちゃ至近距離。。。
そう言えば14年前NYへ来た際、Chick Corea(チック・コリア)
の時もすごい人で、遅くに入店したため立ち見でした。
なんとかピアノの手元が見える席をキープしたものの
暗い上にちょっと遠くて写真はイマイチ。
Hiromiちゃんとセッションするギター・ベース・ドラムは国際色豊かなおじ様たち。
(他の人には興味が無いので情報もはしょります)
今回はグランドピアノ以外に3台のキーボードを使い分けてバリエーションのある音色を奏でていました。
いつものように時々立ち上がったり、飛び跳ねたりしながら身体全体で
ピアノを弾くHiromiちゃん。
しゃべるとかわいらしい彼女ですが、鍵盤に向かうとパワフルでエネルギッシュ!
全身のパワーが指に注ぎ込まれていました。小さい身体のどこにこんなパワーが秘められているのでしょう??
←最初のと同じアングル・サイズの写真ですが
ピアノではなくキ−ボードを弾いています
なんと2曲目には彼女が好きだという
Jeff Beck(ジェフベック)
「Led Boots(レッド・ブーツ)」のアレンジ。
イントロと真ん中辺り以外はほとんど原曲の名残がないくらい
今風にアレンジされてました。
最新のアルバムにも入っているのですが、
CDの方はまだLed Boots感があります→
さらに、George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン)の
「I Got Rhythm」もピアノソロでラインナップされていて
いつか私の大好きなRhapsody in Blue(ラプソディ・イン・ブルー※)
が聴きたいなあ〜などと勝手なことを考えながら
Hiromiワールドに浸っておりました〜
すごいスピードで繊細にかつ力強く、自由自在に指が動くのには驚き
これが噂の超絶技巧!身体の内側からあふれ出す音楽が指を通してそのまま鍵盤に乗り移る感じ(言葉では表現しにくいです)
ああーこんなに才能(勿論努力もあってでしょうが)があれば、さぞかしピアノを弾くのが楽しいことでしょう!!
しかもJAZZですよ、ジャズ!
引き合いに出すのは気が引けますが、きっと同じような一般ピープル(死語?)は多いと思いますので敢えて・・・
子どもの頃、楽しいと思わずにクラシックピアノを習っていた口なので、アラフォーになった今でも時々
ピアノの練習をしていないのに発表会で弾かされるという悪夢を見ることがあります。これってトラウマでしょうか・・・?
つい数分前までHiromiちゃんが全身全霊を傾けていた鍵盤☆
たたくだけで誰でも音が出せるピアノは、
弾く人によって全く違う音色を奏でます
2FのShopでは、演奏で疲れ切っているはずなのに
サインや記念写真などに
笑顔で応えてくれてくれていました ♪
※Rhapsody in Blue(ラプソディ・イン・ブルー)
クラシックとジャズをうまく融合させたことで評価されたガーシュウィンの代表曲。
日本でもCMやドラマ「のだめカンタービレ」のエンディング曲としてお馴染み